2019/05/5
カテゴリー : アート文化
危険木の伐採では、吉野の方にお願いしたりということもあるそうですが、宇治にも「木こり」を生業にされる方がおられます。 KICKORY-OHASHI 大橋 大二朗さんです。今回は大橋さんから「木こり」になられたきっかけなどお伺いしてきました。
危険を伴うお仕事であり、ガテン系のワイルドな方を想像していたのですが、実際にお会いしてみると非常に優しい話し方をされるマイルドな方でした。
KICKORY-OHASHI 大橋 大二朗さん
名刺の裏に書いてあるような(危険木伐採、特殊伐採、植栽剪定、竹林整備・・)木を使う仕事、林業で「FEELING TREE(木を感じる)」というテーマを立てています。
危険木の伐採に関して、京都南部では数少ない高所伐採のできる方だとお聞きしています。
風倒木、危険木の伐採が主なお仕事になるんですか?
そればかりでもなく、建築の応援にいったりもします。建築に携わるとお庭があるので、剪定も行います。
高所の伐採はどのようにして行われるのでしょうか?
重機が入るところなら、高いところの伐採はカゴにのって行います。重機の入らないようなところですと木に登ります。
命綱をつけて?
そうそう。自分でハーネスつけて色んな体勢で木を捌いていきます。
怖くないんですか?
怖いですよ。ビビりながら登っていますよ。
ただ、マンションを建てる時の鉄骨の桁を歩くなら、木の方が安心です。 ボルトなんか誰がとめたかわからへんし。
「木こり」というお仕事は必ずしも一般的なお仕事とは言えないと思うのですが、どのような経緯で木こりになられたのでしょうか?
お父様が木こりだったとか?
いえ、何もなくて
では、どのような経緯で?
関心も興味もありました。
宇治茶の仕事をずっとさせて頂いているんですが、畑に覆い被さって邪魔になった8メートル位のクヌギの木を倒した時に、これかなと
クヌギの木を倒したときに何かグッと来た?
そうですね。 その時はチェーンソーも何も持っていなくて、畑のオーナーさんが持っておられたものを借りて。
頼まれたことが仕事になりました。
それまでは何をされていたんですか?
建築大工とかには精通していたので、その中のひとつで生の木を切ったとき、こっちで行こうと思いました。
大橋さんにはどういった方がお仕事を依頼されるんですか?
危険木処理なら宇治市とか京都府からの依頼ですね。 あとは造園屋さんからお声をかけて頂いたりとか。
炭山の一部では未だ2018年台風21号により倒れてしまった木が折り重なったままになっています。
折り重なる倒木により塞がれていた道は、大橋さんらの手によって処理が行われ機能を取り戻しています。台風直後の道は上記写真の山肌と同様の状況だったと仰います。
次回(明日)に続きます
屋号 | KICKORY-OHASHI |
住所 | 宇治市明星町2丁目6-55 |
TEL | 090-1133-4929 |
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「木こり」というお仕事は、どのようなことをされるのでしょうか?