2018/12/5


カテゴリー : アート文化

今回は、似顔絵を中心としたイラストを描いておられるヤマシタエミさんにお話をお伺します。
京都の地下鉄構内にある広告では、あちこちにヤマシタさんの描かれたイラストがあります。画風に見覚えのある方も多いのではないでしょうか?

イラストレーター ヤマシタエミさん

いつからこのような仕事をしてるんですか?

元々絵を描くのが好きでした。子供が小さい間、育休取ってるときに家にずっといて、その時絵を書いていたんですよ。

そしたら、「描いて」と言ってくれる友達が結構いて。友達が「仕事にしたら」って言ってくれて、前向きに考えるようになりました。

友達に「描いて」と言ってもらったり、認めてもらったのが嬉しくてと言う感じです

それまで仕事ではなくても描いたりしていたんですか?友達の結婚式とか?

はいはい、ありましたね

ヤマシタさんの似顔絵のお仕事を見ていると、かなり特徴を捉えておられますよね?何かコツはあるんでしょうか?

鼻から最初に描くんですけど(笑)

そんな気がしていました(笑)

鼻を書いてから、目と鼻をつなぐところの形を決めて、配置していく感じです

それは自分なりに編み出した方法なんですか?

見たままに描いて行くとアンバランスになるので、見たままというよりは図形として考えます。「この人の目と鼻の配置は正三角形ではない」とか。

目と鼻の配置を図形として捉えているんですね。確かにヤマシタさんの似顔絵は特徴を見つけてデフォルメして一点突破で書いていくタイプではないですよね。

この人は、横が広い三角形だなあとか、縦長の三角だなあとか、そういう感じで目と鼻を配置して、そこが決まったら後は感覚で

今、京都の地下鉄の広告なんかでは大量にヤマシタさんのされた似顔絵やイラストのお仕事が見られるわけですけれど、見ていてどう感じられます?

すごいなって(笑)客観的に見てしまうと言うか。子供もそれを見てすごいとか言ってくれるので嬉しいです。

僕は自分の仕事が街中で見れたりすると非常に誇らしい気分になるんですけど

誇らしいというよりは、何かおこがましい、というところがあって、ありがたいな。と。 それ(自分の仕事)を見て私のこと思い出してくれる友達もいますし。

では最後に、今後もっとこんな仕事をしたい、とかありますか

宇治市の中でもっと使ってもらえたら嬉しいなとは思います。宇治市民ですし

 

 

 

クリエイター名 ヤマシタ エミ
mail okamechan2929@gmail.com

 

 

 

 

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