1ヶ月の売上で、今の数時間分程度です。しかも、一番最初の注文は始めて１週間後ぐらいに入ったんですけど、１件の注文を処理するのに半日ぐらいかかりましたね（笑）

最初は、自分でページ作って、注文を受けて、梱包して、発送してと、全てやっていました。

実家の門の軒先ですね（笑）

最初、楽天市場は人がどんどん来る銀座の一等地やと思ってたんですよ。 でも、やってみると全然人通りがない裏路地で（笑）

そこで悩んで色んな本を読むうちに、あるコンサルタントの方と出会いました。

相談したら、「あんたそれ間違えてる、それは表通りから通り3本ぐらい入って右曲がって左曲がって一軒家の2階で看板出さないでやっているようなもんで、誰も辿り着けない」と言われました。

つまり導線がない、ということ仰っていたんですね。 そこに来てもらうには看板出さなあかんでしょと。それは何かと言うと広告やと。そこで小さな広告を出したところなかなかいい感触を受けて。

これに味をしめて上手に広告を使うよう心掛けるようになりました。これが一番最初の分岐点ですね。

商品が問屋さんなどから処分特価で出てくることがあります。 それらの商品は定価が1000円だったので800円位で売ろうとしたんですよ。そしたら皆喜ぶだろうと思いまして。

ですけど、コンサルタントの方に相談したら、それ100円で売りなさいって言われたんですよ。

1000円のものを800円で売っても人来ないけれども、100円で売ったら集まるから、それに広告をつけろ、と。どうかなと思ったんですけど、そこは素直に従って。

当時のインターネットのノリもそういうものだったので、広告と抱き合わせてやってみることにしました。かつ、一人一個限りの数量制限を行って。

ただ、ネットの特性として、1,000円のものを一個100円で買えたとしても送料が500円600円かかってきますよね。

そこで、送料無料のドッグフードのお試しセットが有りましたので、これと一緒に買うことで送料無料で送れるようにしました。

これを買うことでお客さんにもメリットがありましたし、我々もお試しをして頂けるというメリットがありました。 これが結構売れました。

安い目玉商品を用意してお試しセットを売っていくということを繰り返して行きました。 うちのお試しセットは、非常にリピート率の高い商品だったので、1回買っていただくとリピートにつながっていきました。

2年目ぐらいですかね。1年目はさっぱりだったので。