2019/05/29
今回は新京阪観光社 大森 幹久さんから新京阪観光社の成り立ちだけでなく、家業へ入るに至った心理的な背景などお伺いしています。
お話の中に直接的な言葉はありませんでしたが、それでも代表であるお父様に対するリスペクトを感じることができました。
㈱新京阪観光社 大森 幹久さん
私の祖父が立ち上げました。
もともとは全然畑違いの仕事をしていたんですけど、今後旅行というものに人気が出てくるだろうということで50年程前に。
けっこう歴史ありますよね
祖父は林業などやっていたらしく商売とは縁遠い人だったみたいですけど。
ただ、祖父は47歳ぐらいで早く他界しまして、別の仕事をしていた父が後を継いで、そして私で3代目になります。
家業としてお父様は一生懸命仕事をされていたと思います。大森さんは小さい頃どういう風にお父様をご覧になっていました?
小さい頃は代表(父)は若かったので、添乗もよく行ってました。 バブル期の頃なんで、仕事の量がすごく多かったと思います。
毎週のように出て行って週末家にいることもなかったですし、あんまり小さな頃、父と遊んだ記憶はないですね。 忙しそうだなと
小さい頃から後を継ぐ覚悟はできていました?
小学校ぐらいの頃は継ぐもんだと思ってました。 自営業している家は、小さい頃どこもそうなんじゃないかなと思いますけど。
それが思春期を迎えると、それに反抗し始めるんですね。 自分がやりたい仕事は他にある筈だと。
私の場合は学生時代、ラーメン屋とかファーストフードみたいな飲食店でアルバイトしていたということもあったんで、料理をすることが面白いなと思って料理に興味を持ったりしました。
料理に興味を持たれたのは何か意外な感じがします。
これがやりたいからこれをやる、ではなくて、家の仕事をやりたくないからこれをやる、みたいな
高校卒業した後は一応、旅行の専門学校に行ってたんですけど、卒業した時に、やっぱり他のことをしてみたいということで、 ホテルマンとして、ホテルで働くことにしました。
ちなみに、どちらで
蹴上にあるホテルです。
そこで5年くらい働いていたんですけど、24,5歳くらいの時になると、祖父が立ち上げ、父が守ってきたものを自分が守らなくて誰が守れるのか、と考えるようになりまして。
ただ、父には一回後を継がないと言ってたものですから、バツが悪くて。
その状態で戻るには、何か土産がないといけないと思いまして、 総合旅行業務取扱管理者という資格を独学で勉強して、取得して合流しました。
そこでいよいよ家業に入られるわけですね
※明日に続きます。
屋号 | ㈱新京阪観光社 |
住所 | 宇治市宇治妙楽178-9 |
TEL | 0774-22-4728 |
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大森さんがお勤めの株式会社 新京阪観光社の由来といいますか、いつ始まったんでしょうか?