2019/05/30
今回も引き続き、新京阪観光社 大森 幹久さん。
前回、今回を通して親族内における事業承継の一例を見ることができます。しかも、引き継ぐ側の葛藤や迷いなどをそのままお話し下さいました。
後継者不足も含め中小企業が事業承継をどう乗り越えるかは切実な問題ですね。
㈱新京阪観光社 大森 幹久さん
姉二人で私が長男です。姉二人なんてハナから後継ぐ気なんてなかったんで
家業に入ることになって、お父さん喜ばれたんじゃないですか?
内心は喜んでるらしいんですけど・・・表には出しませんね。
ホームページを拝見するとあらゆる役職に大森姓の方がついているんですが、あの大量の大森姓はどなた方なんですか?
大森姓の社長は私の父。専務は父の弟、あと、私と叔父の息子 その四人です。
会社ではお父様がまだまだリーダーシップをとっておられるんですか?
そうですね。経営に関しては、まだまだ現役で父がやってますし、やりたいうちはどんどんやって欲しいと思っています。
今の会社に入られてどれくらい経ちました?
16年目です。 畑違いのところからまったくの素人として入ってますが、他で働いておいて良かったなと思います。
今は添乗員もしています。
あの旗を持っておられる方ですよね?
自分が営業してとってきた仕事で添乗員が必要なら添乗員もしています。
二、三台のバスでいくなら、20~100人くらいのお客さんを連れていくわけですけど、その時に宴会場で司会をしたり、翌日の案内であったりするわけです。
ホテルで働いていたときだと、スタッフ100人を相手に指示を出していた経験もあって、慣れだなと思います。
社長の息子として、途中で会社に合流されたわけですけど、既存のスタッフと対立したりとかはなかったですか?
いや~良くも悪くも代表(父)は非常に厳しい人間で、特に身内に厳しくて、中でも私に一番風当たりが厳しい(笑)
周りは「あんなに頑張っているのに、まだ言うか」という感じだったと思います。
今となってはかえってそれが良かったのかもしれないなと思います。 多少、度が過ぎるかなと思うこともあるんですが(笑)
では最後に、大森さん自身でも会社としてでも構いません。今後の野望とかありますか?
会社を大きく成長させてというのも選択肢にあるんでしょうけど、私の会社は地元の小さな旅行会社という感じです。
むしろ、私としては宇治という町に根付いた、地域の人に頼りにされる、なにかあれば、新京阪観光社に頼めばなんとかしてくれるだろうという旅行会社にしていきたいですね。
屋号 | ㈱新京阪観光社 |
住所 | 宇治市宇治妙楽178-9 |
TEL | 0774-22-4728 |
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ちなみに、大森さんは他のご兄弟は?