2019/06/9
今回は三室戸と黄檗の間にあるイタリアンレストラン La Vita さんにお伺いし、オーナーの村井公一さんからお話を聞いています。料理の世界に入るまでの意外なキャリアとは?
よく通る声で話し、大きな声で笑う村井さんのホスピタリティは「気さくな方」という表現ではほぼ不十分。人を楽しませたいという思いが、言葉、振る舞いからビリビリ伝わってくるような方でした。
La Vita(ラ ヴィータ) 村井公一さん
2006年。13年前ですね。
何歳の時でした?
29歳の時です。
お料理はどれも本格的で非常に美味しいんですが、なぜこれだけ本格的なお料理を京都市内中心部などではなく、この場所で提供しようと思われたんですか?
全然考えてなかったんですよ。戦略とかはあまりなくて(笑)
昔からお料理をつくることに興味があったんですか?
元々僕サラリーマンで、脱サラしてこの世界入ったんです。
料理人とは違う業界ですか?
元々は建築デザインの学校に行っていたんですよ。建築家になるべく建築家のところに出入りしていたんですけど、自分の中でちょっと違うなと思って。
模型を作ったりしていたんですけど、本物ができるわけでもないし、建築も芸術と同じように良さがわかりにくいというか、人によって価値がまちまちじゃないですか
そこで一旦建築をやめて小さい木材商社の建材企画部でサラリーマンになったんですけど、でもそれもちょっと違うなと思って。それで料理の世界に。
それが何歳の時ですか
23歳の時ですね。 サラリーマンは1年半ぐらいでした。
なぜまたお料理の世界に?
旅行でエアーズロックに行って、頂上から見た景色を伝えたいなと思って、その感動を伝えるべく写真を撮ったんですが、うまく撮れなかったんですよ。
どういうことですか?
でも、異なる文化を提供するのは面白いなと思ったんです。例えば、イタリアに行かなくてもイタリアの味を食べられる、というように
なるほど。「異なる文化の感動を伝える」という目的を達成する手段として、芸術や建築ではなくお料理を選ばれたわけですね。
料理は食べたらすぐに美味しいか美味しくないか、すぐわかるじゃないですか。
確かに芸術や建築と違って、自分にとって良いか悪いかの判断がしやすいです。
しかも、建築の場合はお客さんのお金を使うので責任もありますが、料理の場合は自分で買ってきて作るので失敗しても自分の責任です。
次回(明日)に続きます
La Vita(ラ ヴィータ) 村井公一さん
3-1 建築家になるべく建築家のところに出入りしていたんです
屋号 | La Vita(ラ ヴィータ) |
住所 | 宇治市莵道森本12 |
営業時間 | LUNCH TIME 11:30-15:00(LO 14:00) DINNER TIME 18:00-22:00(LO 21:00) |
定休日 | 月曜日(祝日の場合は、翌火曜日)・第2火曜日 |
TEL | 0774-20-5018 |
・眠気を覚まして頭をスッキリさせたい ・仕事や勉強の途中で、ホッと一息つ...
萬福寺にある仏像「羅怙羅尊者像」(らごらそんじゃぞう)とい...
京阪宇治駅横に「みんなのき~すて~しょん Team U(てぃむ ゆう)」...
もし、宇治に住む人が宇治を1日観光するなら?という企画の二日目です。今回...
引き続きながの接骨院 院長 長野史人さんです。口では言えないぐらいのこと...
前回に引き続き人力車のえびす屋宇治店店長の佐藤正昭さんからお話を聞いてい...
六地蔵にある「うなぎのしお冨」さんにウナギ料理の体験に行ってきました。自...
黄檗と三室戸の間ちょうど中間あたりにあるアメ車に特化したモデルカーショッ...
1717年創業の能登椽 稲房安兼さんを代表する商品のひとつ茶団子はいつか...
引き続き六地蔵にあるHAMBURGER DINER BLUE PLANE...
こちらのお店を始められたのはいつですか?