2019/06/6
あがた祭は、毎年6月5日から6日未明にかけて行われる、宇治市民にとっては説明する必要もない宇治を代表するお祭のひとつです。
現在は500軒を超える露店が立ち並び、10万人を超える人たちが訪れる近隣を含め最大規模の祭となっています。
深夜に沿道の灯火を全て消して暗闇の中を梵天渡御が行われることから、「暗夜の奇祭」などと呼ばれております。ただ、あまり後ろ向きなことは書きたくないので説明を省きますが、最近はメインイベントが分裂して開催される色んな意味での「奇祭」となりつつあります。
個人的にはあがた祭りと言えば、子供の頃から、「暗闇の奇祭」というより「露店を楽しむお祭り」でした。そういえば小学生の頃、赤痢が原因で開催中止になったことあったなあ。
記憶が正しければ中学生の頃、スクールカースト底辺の友達同士で行ったのが最後の気がしますが、今回何十年かぶりにお祭りに参戦してきました。
深夜に行われる「暗夜の奇祭」まで取材すると、終電がなくなって帰れなくなりますので、「暗夜の奇祭」の詳しい様子は都合よく他のメディアさんにお任せすることにして、緩めウェブメディア宇治の方程式ではそれまでの様子を記事にしようかと思っています。
19時過ぎにJR宇治駅に到着すると、もう既に人でいっぱい。時間的なこともあるのか皆さん若い。若い。ボリュームゾーンは中・高生くらい。
そして警察の方、警備の方が多い。ご苦労様です。
ほんの少し歩くだけでソースの香りが鼻腔をくすぐり、おびき寄せられるようにして宇治橋通り商店街に入ると、露店も人もひしめきあっています。まあ、500軒の露店、10万人が押し寄せるのですから、それはそうなります。
まずは、宇治橋通り商店街を宇治橋に向いて歩いていきますが、超低速歩行。時に立ち止まったりもします。歩いていくうちに日が暮れてきてお祭りらしい雰囲気が出てきます。
それにしても凄い人。道幅が狭くなると流れが停滞し前進がままならなくなります。人に揉まれるとはこのこと。隣にいる人のスマホ画面を余裕で確認でき内容を読めるレベルで接近。みんなインスタの画面を開いています。ソースやチョコバナナぐらい知らぬ間に服につきそうですが、もう構いません。どんとこい。
ちなみに沢山露店がありましたが、QRコード決済を利用しているところは殆どありませんでした。
露店でこそQRコード決済が活きると思うんですが、なにか使えない理由があるんでしょうか?釣銭の心配もなく、衛生面の問題もクリアでき、紙のPOPを置くだけでいいんですけどね。
手数料の問題?かえって手間がかかる?屋台には設置できない?
人に揉まれながら、歩みを進め、宇治橋西詰から宇治橋通り商店街を撮影。
人、人、人。
あがた通りも撮影
人、人、人。人、人、人。エネルギー渦巻いています。
カオスの度合いを高めていきます。
ここからあがた通りに入っていきます。ただ、密集度は更に高まり、頻繁に立ち止まるレベル。
流行りのタピオカの屋台もあります。屋台の場合、設備投資も少なく撤退しやすいので流行食材を扱いやすいですよね。
うんこ先生?
唐揚げ、焼きそばなどのよく見るタイプの屋台の合間に宇治らしく宇治茶の販売、グリーンティーの販売も行われており、この辺りがあがた祭りらしいところです。
あがた通りに入り歩ききったところで、お腹も減ったので、 たこ焼きを地面に座って食します。祭りには関係ありませんが、たこやき食べると中のトロトロで毎回やけどします。
喉も渇いたので、ちゃんとグリーンティー。
あがた神社に入るとこの通り。
この感じでひと通りまわったあと、どっと疲れが押し寄せてきたのを感じ、取材を終え場を離れることにしました。
普段は外国人観光客の多い場所も、聞き慣れた関西弁が多く、地元感をコトコト煮詰めた、どこか安心感のあるイベントだったように思います。
もっとマイルドヤンキー的な人が多いかと思ったのですが、時間的なこともあるのかそれよりも更に若い層が来られていたようです。
余談ですが、京阪宇治駅前を通りかかると、偶然にも空き店舗だった場所にタピオカ屋さんがプレオープン中でした。
今月末か来月のオープンだそうですよ。
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