東宇治というこの辺は碾茶という抹茶の原料の生産をやっておられる生産者が沢山おられます。

ただ、近年では、世代交代や茶摘みの人材確保も困難になってきており、ハサミ刈りで茶葉を摘採する碾茶園も増えてきています。

そして、ハサミ刈りの碾茶園でも手摘み茶園と同じように一番茶のみ収穫し、二番茶、三番茶を収穫することなく刈捨てしている実情があります。

勿体ないので一度それを紅茶かなにかにしてみて、売ってみたいということを生産農家にお願いして、 茶葉を分けて頂いて紅茶をつくったんですよ。

それが3年前ですね。この辺りの若い生産者に協力を仰いで。 こちらも京の食六次産業化コンテストに出しましたところバイヤー賞を頂きました。

それがこれですね。

砂糖もなにもいりません

このようなお茶が主役のお菓子。地域密着の色んなものをやっています。

こちらが濃茶ロールケーキです。

食品を販売する際、（不必要に）美化する言葉を使ってはいけないという景品表示法が出てきたときに、商品に使っている素材をそのまま名前にしてやろう、ということで濃茶ロールケーキとつけたんです。

野望というのは特にありませんけど、いい感じで違いや良さをわかって頂ける方が増えることを祈るばかりです。