2019/02/7


カテゴリー : アート文化 | 地域情報
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今回はFMうじにお伺いし、専務取締役局長 木島 敦さんに開局の経緯などをお聞きしてきました。木島さんがFMうじに来られた経緯も興味深いです。

エフエム宇治放送株式会社 専務取締役局長 木島 敦さん

開局はいつされたんでしょうか?

開局は平成7年9月1日。9月1日は(1923年の)関東大震災の日です。その日に始まりました。

きっかけは阪神淡路大震災が起こったことです。それまでにコミュニティ放送を作らないかという話は水面下でありましたが、あの大震災が起こって自分たちの情報を発信する手段が必要だということで、一気に作ろうという話になりました。

同じ開業するなら(関東大震災が起こった)9月1日にしようということで

阪神淡路大震災が起こった当時、 SNS もなかったですからね

当時は情報伝達手段がラジオしかありませんでした。

災害対策が開局のルーツとしてあるんですね。因みに、どのような出資形態で開局されたんでしょうか?

あくまで一番初めは宇治市と宇治商工会議所が中心にあって、その後久御山町が参画してきて、更にその後に城陽市が参画してきて、今は二市一町が参画している第三セクター方式でやっています。

ですから、今は太陽ケ丘の上に送信所があるんですけれども、当時は宇治市役所の屋上に送信アンテナがありました。

送信エリアはどれくらいの範囲なんでしょうか?

総務省の方で許可されている対象エリアは宇治、城陽、久御山この二市一町なんです

今、こちらのリスナー層はどういった感じになってるんでしょう?

主婦層が多いみたいですね。同じ FM でもコミュニティ放送っていうのは地元中心のネタが多いので、地元のことに興味があったりするというのは、やはりちょっと年配の方になるのかな

木島さんはどういった経緯でこちらの局長をされることになったんでしょうか?

初めから局長なわけではなくて、開局後しばらくバタバタとした時がありまして。

僕は元々城南新報の記者だったんですが、当時、城南新報の社長が FMうじの副社長もやっていたんで、「行け」みたいな(笑)

城南新報さんからFMうじへ!

番組云々というよりも最初は経営状態が非常に悪かったので、取り敢えず立て直せということで立て直しに来たという感じで。

普通のメディアは広告などが主な収益源になろうかと思うんですが、こちらのビジネスモデルはどのような感じなんでしょうか?

基本的に同じですね。番組の買い取りやスポットCM がほぼですね。後は、多少イベントの制作もありますが、今はそんなにないです。

ということは立て直しに当たっては、スポンサーの確保が急がれたわけですね。

 

次回(明日)に続きます

 

FMうじ 専務取締役局長 木島 敦さん

2-1 開局のきっかけは阪神淡路大震災

2-2 待ったなしの借入金返済に気持ちが休まる時はなかった

屋号 FMうじ 88.8
住所 宇治市宇治琵琶45−13 宇治市産業会館 1F
TEL 0774-24-8818

 

 

 

 

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