今加盟店は65店舗あります。まとめるというよりも、情報の共有というところに一番気を使ってます。

じゃあ、何をしているかと言うと、すごい地道な話なんですけど、月に1回ぐらいペーパーで考えを発信しています。

意外とならないですね。かわら版として考えを伝えているんで。 こういう考え方で、こういう思いを持ってやっているということを、できるだけ伝えるようにしています。

もっと伝えんといかんと思ってるんですけど、今は最低限です。理想はそれぞれの店主さんと常時コミュニケーションなんですけど、ただ実際は無理なんで。

あと、僕が理事長になってからの大きな柱は連携なんですよ。 商店街だけで物事を済ますのではなくて。

大学とか高校ともかなり連携しています。そのおかげで文教大学では宇治橋通り商店街を応援するサークルが出来たりしてます。

50人位いて、その50人がボランティアでイベントの企画とか運営を手伝ってくれています。連携しているとそういうことが起こります。

普通の商店街イベントは商店街が主催になってやると思います。夏のクラフトビールの夜市なんかも主催はウチの商店街なんですよ。
ただ秋のイベントは、やり始めた時から実行委員会を作って運営するんですよ。

商店街はもちろんメインとしてやるんですけど、各種団体に全部実行委員会に入ってきてもらいます。
ＮＰＯであったり宇治市であったり、ボーイスカウトであったり、徳洲会さんであったりとか。産官学民で中心になって一緒にイベントをしましょうという形をずっととっています

この形によるメリットはそれぞれの団体が参加してくれるので、人が絶対に来て失敗しないところです。
人が来ないということはありえないんですよ。商店街だけでやってたら色々宣伝しないといけないんですけど。

商店街色をあまり出さないで、ごちゃまぜ感を出した方が公共性も生まれるし

内容的にはそれぞれの団体がそれぞれの PR をしたりという単純なお祭りなんですよ。

今年はハロウィンも近いんで「みんなのハロウィン」というテーマで、みんな仮装してきてください、出店者も来られる方も仮装してきてください、仮装してきてくれたら限定のバッチあげますよ、ということになっています。

３年前、ポケモンＧＯをテーマにして、ポケストップもぼくらが働きかけて作ってもらって 、わんさかフェスタしたら、過去最高の人出で宇治橋通り商店街が歩けない状態になりましたけど、今回はそんなにトリッキーなこともしません。お店があってステージがあってという感じです。