2018/12/2
前回同様、イチゴ観光農園「ベリーファーム宇治」を営む若林和志さん。岡山出身のサラリーマンがいかにして槙島で農業を始めることになったかを前回お伺いしました。今回は、なぜイチゴを選んだのかや、観光農園としての経営についてなどお話を聞いてきました。
ベリーファーム宇治 若林和志さん
はい。前職は養液栽培、水耕栽培をやっていまして、それができる果物がイチゴだったんですよ。あと、京都でやっている人が少ないというのと。
前職の植物工場でレタスを育てる過程で得たノウハウを転用できると?
そうですね。ただレタスとイチゴでは違う部分も大きくあります。レタスでは葉っぱだけ育てるんですけど イチゴは花を咲かせて実にならせないといけいないんで。
美味しいイチゴを作る自信はあったんですか?
(笑)ぶっつけ本番みたいな感じですね。 前職のとき勉強のために休みの日、車中泊で静岡まで行ったりしてましたけど
レタスは早く植え付ければ早いほどすぐ取れるんですよ。でも、イチゴはタイミングを見計らって作業しないと花が出るのが遅れたりするんですよ。
事業として採算が合ってきたのはいつ頃からですか?
1年目とかは宣伝不足で。2年目は虫で大失敗して。去年なんとか目標には到達しなかったけど 、最低レベルのところまでは行ったかなと。ですから3年目ですね。
イチゴの収穫時期というのはいつ頃なんですか?
12月から6月ぐらいまでです。
最盛期の4-5月には上の写真のように状況に!
今収入源としてはイチゴ狩りがメインですか
9割方イチゴ狩りですね。
イチゴ狩りに関して集客とかはどうされてるんですか?
「関西ウォーカー」とか、「るるぶ」とかが勝手に宣伝してくれるんですよ。京都は観光地ですし、なおかつ作っている人も少ないですから。
プレスリリースなんか出しているんですか?
出さなくてもです。ホームページさえあれば向こうから探してきて「載せますんで情報を教えてください」みたいな
次のイチゴ狩りはいつぐらいの開始予定ですか?
12月の中旬から下旬位ですかね
では最後に、今後こうしたいとか将来的なビジョンなどもしあれば
面積広げたいですね。
あと、農業はどんどん高齢化が進むじゃないですか。 若い人がどんどん農業できるようにしたいなと。その為には、脱サラ農家の成功事例を作らないといけないと思っています 。
僕ね、ほんと宇治で良かったなと思ってるんですよ。色んなつながりもできましたし。引っ越してきた身で全く知り合いもいませんでしたからね。
※ 2018年12月7日(金)16:00-19:00で開催される山城マルシェinJR宇治駅に「ベリーファーム宇治」さんが出展されます!「ベリーファーム宇治」のイチゴを食べてみたい方は是非どうぞ!
屋号 | ベリーファーム宇治 |
住所 | 宇治市槇島町幡貫143 |
TEL | 080-8510-1115 |
ウェブサイト | http://www.agrism.com/ |
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農業をされるにしてもイチゴを育てるということは最初から決めていたんですか?