2018/12/7
カテゴリー : アート文化
今回も引き続き、戦国時代や三国志等の武人を墨を使って描く武人画師、こうじょう雅之さん。
物流会社で働いていたこうじょうさんは日清カップヌードルのCM、井上雄彦先生によるライブアートを観た事をきっかけにアーティストになることを決意されます。会社員との兼業ではなく、いきなり独立し命名書を描くビジネスをスタートされ・・・
(命名書を)ずっと描き続けてたんで、手に力が入らなくなってきて、だんだんペンが持てなくなってきたんですよ
どうしようかな、と思ったんですけど、(このタイミングで)やりたかった仕事をやるべきだな、いうことで筆と墨を持ってやり始めました。
その時点である程度描けるという自信はあったんでしょうか?
全然(笑)それっぽいものを創れる自信はあったんですけど。 ただ、足りなかったというのは技術的な問題だけだったんですよ。他の墨絵の先生なんかと比べると経験値が少ないだけなので。
描いて描いて描きまくりましたね。 描いていくと自分が描きたいと思っている頭の中にあるものに対して、筆がそこに落ちて行ってくれるようになりました。
とにかく始められたわけですね
自分の描いた絵がどういう評価を受けるのか直接渡してリサーチもしましたよ。ばら撒いていくんですよ。
なにか行動力がすごいです。次、どうされたんですか?
LIVE ART PAINTING をやりたくて。やりたいと言っても、やらしてもらえるところが少なくて、初めはお店のレジの横なんかでやらしてもらって。
当時は2時間ぐらいかけて描いてたんですよ。ですから、描いている時は結構人がおられるんですけど出来上がって振り返ると誰もいない(笑)それではショーではないので時間を短くしようというところからですね。
宇治市観光大使であり、宇治市出身の武人画家「こうじょう雅之」さんによるLIVE ARTが昨日Nicoさんにて行われました!筆の滑らかと同じくらいにお口も滑らかでした。
宇治の方程式さんの投稿 2018年11月21日水曜日
先日、拝見させて頂いた時は20分程でした
飛躍的に早くなったのは、大阪に墨絵師の御歌頭(おかず)という先生とイベントでご一緒させていただいてからですね。その先生はめっちゃ早いんですよ。
悪く言えばそこからパクって(笑)。でも、パクろうと思ってもパクれないわけですよ。 あとは自分の速度であったり描き方であったりを見つけていきました。
ライブアートペインティング以外にも活動はされていましたか?
後は個展をやったりとかですね。 こういう絵を描いてます、ここに展示させて頂けないですか、個展させていただけないですか、と色々まわっていったわけです。
そしたら幾ら幾らかかりますと言われる訳ですよ。 一週間で10万円ぐらいですね、とか平気で言われるんですよ。借りてお金払って、売れたらそこから50%持って行って。
僕は、あまりにもかけ離れたビジネスの仕方に思えたんですよ。
どうされたんですか?
そこで、銀行に走りましてお金貸してもらって、会社をつくって自分の絵を飾るアートギャラリーとアトリエを作りました。
既存の商習慣に乗らなかったわけですね。そのギャラリーはどこにつくられたんですか?
京都の三条です。
次回(明日)に続きます
アーティスト名 | こうじょう雅之 |
ウェブサイト | https://www.macfamily57.com/ |
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命名書を描くお仕事からどのようにして現在のように、筆と墨を使って武人画を描くようになったんでしょうか?