2019/01/12
煎茶、抹茶、ほうじ茶とお茶の種類によって違う色、香、味を楽しめる三色団子を製造販売する京都巽庵。 今回は朝霧通りにある直売所にお伺いし、代表の西田 尚武さんから話をお聞きします。
西田さんの風貌や扱う商品から、古くから宇治茶を扱うご商売をされてきたかと思いきや、実は家業は水道工事などをメインに行っておられ、西田さん自身、40歳になるまでは家業に従事しておられました。どのような経緯で水道工事業から茶団子を扱うご商売へ大胆に業態を変えられたのでしょうか?
京都巽庵 代表 西田 尚武さん
京都巽庵の三色団子
水道工事をメインに水道とか土木の仕事を宇治市から結構させて貰っていたんですよ
それは家業ですか?
そうです。
水道の仕事をしてもいいよ、という資格があるんですけど、高校の2年生の時に最年少で受けて合格しています(笑)
家業を継ぐ気マンマンですね(笑)
私が継いだ頃、住宅地もどんどん開発されていましたし、 下水道がこれからどんどん入っていくという時代だったんで、水道の仕事は行政からの入札工事など結構あった時代なんですよ
そんな時代だったんですね
ただ、それからどんどん開発が進んで、下水道もどんどん入っていく様子を目の当たりにしていると、今と同じように水道入札工事があるはずがないやろ、と思うようになりました。
自分が高齢になった時に、 今の仕事を一本でやっていけるんだろうかという不安がでてきたんですよ。
実際に水道工事の仕事は厳しくなってきた?
JC (青年会議所)に入っていたのが30歳から40歳の間の10年間なんですけど、その10年間で宇治市がどんどん変わってきて
なおかつ水道入札工事に関して規制緩和があって参入してくる企業が多くなって。パイは減っているのにどんどん参入してくるところが増えて
なるほど。では、そこからどのようにして茶団子製造へと向かわれたのでしょうか?
JC (青年会議所)の活動で街づくり事業とかに関わらしてもらっている中で、これから宇治市は観光やろと、思うようになりました。
その観光の中で自分が歳をとってもやっていけるようなことができたらなと思って。
何歳くらいのときに茶団子の製造を始められたんですか?
40歳で青年会議所卒業を機会に水道工事もやりつつ茶団子をやろうかなと思って。茶団子なら流行り廃りがなくずっとやっていけるだろう、というのがあったんですよ
サラッと仰ってますが、かなり大胆な業態転換です
次回(明日)に続きます
屋号 | 京都巽庵 |
住所 | 事務所 宇治市木幡南端23-1 直売所 宇治市宇治又振68-2(不定営業) |
販売店 | 料理旅館 鮎宗 お土産プラザ宿木 お休み処 丸吉 祇園くろちく倭美坐 |
TEL | 0774-31-4100 |
下記直売所での営業は不定となっております。ご了承下さい。
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現在は茶団子などお茶を使用した商品の開発や販売をされてますが、以前は全然違うご商売をされていたとお伺いしています。