2019/04/19


カテゴリー : アート文化 | 地域情報

前回に引き続き宇治発映画制作実行委員会 会長の森田誠二さんです。今回は以前実施されたワークショップの様子や今後の予定などについてお伺いしています。

宇治発映画制作実行委員会 森田誠二さん

映画制作に向けて進捗具合はいかがでしょうか?先日もワークショップを開催されていたかと思います。

僕の役割というのは、地域の市民の皆さんの参画を促すことです。映画を作るという旗を上げることによって一つになります。

また、宇治の魅力を市民の皆さんご自身で探し出そうとすると主体性が生まれ、宇治に住んでいるということに対する誇りと愛情、シビックプライドと言うんですけれど、それを持つようになるじゃないですか。

それがすごく大事なことだと思っています。

そして、発信する時間を共有することで、顔の見える関係が生まれるじゃないですか、昔の祭りと一緒ですよ

確かに、地域における映画づくりは、見てもらう人を増やす努力をするより、製作者側に回る人を増やすというのが、成功のカギなのかなと思います

上手い下手関係なしに、人間というのは表現したいんです。表現するというのは非常に楽しいものです。しかも、自分だけじゃなくてチームでやると。

ワークショップでは具体的にどのようなことをされたのでしょうか?

みんなでシナリオを書いて、撮影の勉強をして、演技も勉強して、最後ロケして編集する、そこまでやって6作品できたんですよ。

参加された方ご自身で編集までされたんですか?

そのプロセスで、初めて会った人とも本当に親しくなってしまいます。そんな様子を目の当たりにして、これは本当に凄いなと思いました。

確かに、時間、場所を共有して一緒にものづくりまですれば、心が繋がりそうです。

下は9歳から79歳のおばあちゃんまで一緒になって

2020年公開に向けて予定されている活動などあれば

ワークショップというのは市民の共感を得る有効な手法だということが分かったので、 何かやりたいなと思っています。

今やってるのはアイデアコンテストです。結構集まってるんです、30ぐらい。締め切りを6月末まで伸ばしています。

素敵なことを書いてくれてる方が沢山おられるので、全部じゃないですが映画のシーンで使って貰いたいと思っています。それと市民参加のオーディションをすると思います。

後は活動資金をどう捻出するかですね。

今回はありがとうございました。映画の完成を楽しみにしています。

 

 

宇治発映画制作実行委員会 森田誠二さん

2-1 宇治で映画をつくる理由

2-2 映画制作を通してシビックプライドの醸成を

団体名 宇治発映画制作実行委員会
問い合わせ先 TEL 090-3994-7595

 

 

公式アカウントをフォローして毎日記事をチェック!

この記事に関連したおススメの記事

人気記事ランキング

京都府・宇治の抹茶の歴史を肌で感じよう!日本緑茶発祥の地、宇治・宇治田原の旅!

・眠気を覚まして頭をスッキリさせたい ・仕事や勉強の途中で、ホッと一息つ...

精巧すぎるぞ。萬福寺にある羅怙羅尊者像(らごらそんじゃぞう)顔出しパネル

  萬福寺にある仏像「羅怙羅尊者像」(らごらそんじゃぞう)とい...

京阪宇治駅横に「みんなのき~すて~しょん Team U(てぃむ ゆう)」が誕生。子ども食堂もスタート

京阪宇治駅横に「みんなのき~すて~しょん Team U(てぃむ ゆう)」...

今更ですが「響け!ユーフォニアム」の聖地が宇治って知ってました?

もし、宇治に住む人が宇治を1日観光するなら?という企画の二日目です。今回...

整形外科の先生に認めてもらえる接骨院に「ながの接骨院」長野史人さん

引き続きながの接骨院 院長 長野史人さんです。口では言えないぐらいのこと...

えびす屋さん!人力車の俥夫はイケメンしかなれないっていうのは本当ですか?

前回に引き続き人力車のえびす屋宇治店店長の佐藤正昭さんからお話を聞いてい...

「うなぎのしお冨」でウナギ料理の体験!釣って、つかみ取りして、焼いて、食べる。

六地蔵にある「うなぎのしお冨」さんにウナギ料理の体験に行ってきました。自...

「アメ車に特化したモデルカーショップで、僕の趣味で始めたような店です」FLEETWOOD 古田 裕司さん

黄檗と三室戸の間ちょうど中間あたりにあるアメ車に特化したモデルカーショッ...

「茶団子は大正あたりから」能登椽 稲房安兼 稲房憲さん

1717年創業の能登椽 稲房安兼さんを代表する商品のひとつ茶団子はいつか...

地域の人と人を繋げる
ローカルウェブマガジン

宇治の方程式