これがひまわり。もう収穫できるんですよ。

これぐらいで出荷してしまいますね。

これはビンセントオレンジという品種です。（ビンセント）ゴッホは作品にひまわりを沢山使っていまして、それにちなんでビンセントオレンジと名付けられています。

見て頂くとわかると思うんですけど、上向きに咲いてるんですよ。上向きに咲いてるので、花束にしやすいんです。

あと、茎も肥料をやればやる程太くなるんですが、太くなりすぎないように、太さ一定にしています。

太くし過ぎると、花束にしたとき何本も入れられないんですよ。

こちらは菊です。

お盆に合わせてます。お盆は仏花がよく売れるんですけど、中でも小菊というのがよく売れるんです。

摘心といって頂点をとばしてしまうと、一本一本が花になるんですよ。

ここは電気もつくんですよ。なぜ点けるのかというと、お盆に咲かせるために花芽分化といって、花を咲かすタイミングを電気照射によって勘違いさせているんです。

LED使っています。

こちらはカラーという品種です。

昔、病気で全滅したんですよ。それから病気に耐性がある品種のウェディングマーチというのを導入して、今で５年目くらいですね。

水生植物なので井戸水を９０メートルからポンプアップして、掛け流し栽培にしているんです。

いや徐々にです。病気が愛知県ぐらいで発症して徐々にこっちに来て。

視察に来られたりすると（病気が）足についたりとかしてて、それで一気に広がって。

その時、うちはカラーが主力商品だったので、皆んな見に来られたんですよ。しゃあないですけどね。

その時のウチの迷走は酷かったです。うちの父はカラーで儲けていたんですけど、主力商品がなくなったので、何かで補わなあかんということで、球根ものに手を出したり、ユリとかに手を出したり、なかなか試行錯誤しまして。

今は生産性や効率も上がってきて、なんとかうまく経営はしていますが。