2019/10/17
お茶をコンセプトにした餃子「宇治抹茶餃子」がミヤコパンダさんにて10月から販売開始されたと聞いてオーナーの池田 景さんにお話を聞きに行ってきました。
決して奇をてらった商品ではなく、モノづくりへのこだわりを積み重ねていったような商品です。
これは今月10月から出しています。餃子フェスで冷凍販売ブースというのがあるのでそれに出そうと思っています。
ずっとお茶の餃子を作りたいと思っていて、ずっと試行錯誤を繰り返して去年出した時はほうじ茶の粉末をかけたんですよ。
お抹茶の皮自体がなかなか手に入らなくて。
(お抹茶の皮を注文するなら)ロットが16000枚位必要でそれだと置く場所もないので、抹茶の皮は最初諦めていたんですけど、たまたまうちのお客さんで来られた皮屋さんが持っておられて。
今ウチが使っている皮とはちょっと違って、溶けるような皮ですね。
皮にも抹茶が入ってるんですか?
中にだけ入っているよりは外 にも使っているほうがいいだろうということで探していたんですけど、その人に出会ったこともあってじゃあもう一度お茶の餃子をを開発しましょうということでもう一回作り始めたんですよ。
やっとお抹茶の皮でできたのが夏です。
お茶をコンセプトにした餃子は中身から考えておられたんですね。
お茶らしさというのは苦味みたいなところがあって、いいお茶を使うと出汁のような旨味が出てわかってもらえないんですよ。 それで味がなかなか決まらなくて
お茶らしい味なんて深く考えたことがなかったです。
新茶の季節に生でお茶を入れてみようと思って、お茶摘みに入ってるお友達に採って来てもらって。
でも、生で茶葉食べたらただの葉っぱの味で全然お茶の味がしなくて。生の茶葉はダメでした。
それでどうされたんですか?
二煎ぐらい出した出がらしですと、とても柔らかくて美味しいんでそれを最初に入れたかったんですけど、出がらしをお店で作ろうと思ったら、凄い量のお茶を飲まないといけません。
出がらしを作るためにお茶を捨てるというのももったいないし
結局、茶葉を一煎も二煎も出すことなく、そのまま入れることにして、三色団子の西田さんにご相談してちょうどいい和束のお茶を教えて下さって、それを入れてみたらちょうど良かったんです。
ようやくですね
ただ、やっぱりお茶の苦みも欲しいということでトッピングで抹茶をかけてみたら、水蒸気ですぐに黒くなってしまって。
冷めていると綺麗にかけられるんですけれども、そうすると焼きたてのおいしさを味わってもらえないということで困っていたんですけど、ちょうど丸久小山園の奥さんと知り合いなので相談したら、泣かない抹茶というのがあるとご紹介頂いて。
泣かない抹茶?
泣かない抹茶というのは湿気を帯びにくいんですよ。 なのでこの泣かない抹茶なら色が変わりにくく鮮やかな緑で苦味をそこで出せました。
お抹茶の粉のかかったものは今のところお店限定です。
大変な試行錯誤があったんですね。最初は出来上がった餃子にお抹茶ぶっかけてるだけかと思いました。中身からからお茶の餃子を作っておられたんですね。
問題は中なんです。ウチはキャベツの餃子と白菜とニラの餃子2種類あるので、両方作ってみたんですけどニラと一緒に入れるとお茶が負けてしまうんですよ。
なのでキャベツの方に混ぜています。色々試行錯誤して、お茶かどうかわからんけども美味しいぞというところまではできましたが、まだ途上なんです。
屋号 | ミヤコパンダ |
住所 | 宇治市宇治半白19−11 |
営業時間 | 火曜~金曜 11:00~14:00 16:00~19:00 土曜 11:00~18:00 |
定休日 | 日曜・月曜・祝日 |
TEL | 0774-51-4088 |
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宇治抹茶餃子はいつから販売されてるんですか?