2018/12/12
宇治で暮らす人、仕事をする人をご紹介する宇治人のコーナー。
竹林本店の下口 真樹さんにお話しお伺いしてきました。事業の承継、店舗の移転、事業内容の一部変更などの大きなイベントを商売人としてどう取り扱ってこられたのでしょうか?
2日連続記事の1日目
竹林本店 下口 真樹さん
8年前です。
移転された理由というのは
以前は仕出し屋という看板でやっていまして、食べて頂くしつらえには、なっていなかったんです。座敷はあったんですけど、うどん屋さんみたいな感じで。
今はもう美味しいのは当たり前で、食べる空間が個室であったり、と重要な時代です。 時代についていかなアカンと。そうでないと集客はできないですから。
配達じゃなしに作りたてを提供できる本格的なお店をしたいなと思いまして。
以前はそういう感じではなかった?
前は1階に小上がりみたいな小さな座敷はあったんですけど、席数も4人掛けが3つぐらいで。接待で誰かを連れて行ったとしても、なんか見栄えせえへんな、というような感じでした。
2階が住居やったのを無理やり改造して階段つけたようなつくりで。
今はこちらに多くのスタッフさんがおられますけれども、移転前は?
同じぐらいいました。厨房自体の広さで言うと向こうの方が広かったんです。
移転されたのは下口さんがお父様の事業を引き継がれてからだと思うのですが、いつ戻って来られたんですか?
僕が30歳になってからぐらいかな、こっち帰ってきたのは。20年ぐらい前かな。
それまでは東京の方の茶懐石専門で出張料理をしているお店に勤めていたんです。で、そこで4年勤めてこっちに帰ってきました。
最初から料理人になると決めておられました?
料理よりも商売がしたいなと思ってました。勤め人は無理やなと前から思ってたんで
後を継ぐつもりだったんですか?
もう、高校を卒業した時点でそれしかないなというような状況やったんで。大学行く頭もないし勉強してへんかったしね(笑)
戻って来られたとき、職人さんとかはおられなかったんですか?
番頭さんがいましたよ。
2代目が戻ってきたタイミングで揉めることもよくありますが?
僕が小学校中学校ぐらいからいた番頭さんやったし、帰ってきても家の坊主と同じような感じで。 僕と番頭さんの間に年齢差があったから揉めはしなかったです。歳が近かったら揉めてたかもしれないですけどね。
その方(番頭さん)も帰ってきて5年ぐらいで独立されて自分のお店持たれましたけど、もう今は他界されてます。
次回(明日)に続きます
屋号 | 竹林 本店 |
住所 | 京都府宇治市宇治池森19 |
営業時間 | 11:00~14:00 17:00~19:30 |
定休日 | 水曜日(月に一度連休あり) |
TEL | 0774-22-7475 |
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こちらの方に移転されてきたのはいつですか