2019/04/14
カテゴリー : 地域情報
今回は宇治市役所までお伺いし学校教育課 石田光春 学校教育指導主事から「宇治学」について話をお聞きしてきました。単に、宇治についての知識を高めるお勉強かと思いきや、宇治をテーマにした「学びのスタイルの習得」のように思えました。
学校教育課 石田光春 学校教育指導主事
宇治市では小学校と中学校を結ぶ小中一貫教育をしていますので、連続性を大事にした学年の付け方をさせて貰っています
宇治学としてはいつから始まっているんでしょうか?
副読本を使用した宇治学としては3年前、29年度からですね。
そもそもなんですが、なぜ、「宇治学」という学習が生まれたのでしょうか?
小学校、中学校では学習指導要領に「総合的な学習の時間」というものがあります。 この「総合的な学習の時間」については各校でカリキュラムを作って、学習をしてきました。
小中一貫教育を推進するにあたり、この「総合的な学習の時間」を宇治市の小中学校ではH19年から「宇治学」と称することになりました。
では、具体的に「宇治学」というのは、どのようなものなのでしょうか?
宇治学の目標は、探求的な見方・考え方を働かせ、地域社会の一員としての自覚を持って、「ふるさと宇治」をよく知り、諸課題に目を向け、
主体的、創造的、協働的に取り組むことで、よりよく課題を解決し、自己の生き方を考えていくための資質・能力を育成することです。そして、そのテーマがふるさと宇治なのです。
生徒に「ふるさと宇治」の諸課題に目を向けて貰う?
8年生までにお茶、自然環境、福祉、文化・歴史、防災、職業についてについてなど宇治の諸課題に目を向けてもらい、
9年生では、8年生までに学習したことを全部おさらいした上で、宇治市にこんなことをしたらどうかと企画提案書をつくるところまで行います。
受け身ではないわけですね。一般的な呼び方で言うとアクティブラーニングのようなものですか?
その通りです。
最近は、アクティブラーニングのアクティブという言葉だけが一人歩きして体験学習ばかりさせればいいんだという誤解も生じてきているので、文科省も「主体的・対話的で深い学び」を強調するようになっています。
次回(明日)に続きます
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副読本拝見したのですが、9年生というのがあるんですね。