2019/06/27
カテゴリー : グルメ | 商い
タグ : 女性起業家 | 宇治
宇治橋通り商店街から少し入った所にある食堂山小屋さんにお伺いし、オーナーの應治淳子さんからお話を聞いています。店頭には同じくオーナーのご主人應治和博さんもおられ、コーヒーはご主人應治和博さんにより自家焙煎で淹れて頂けます。
内装、BGM、接客スタイルなどのオーガニックな雰囲気は計算されたものというよりも、むしろ、お二人の持つ人や物事への接し方によるものが大きい気がします。実際、お話を聞いてみるとお店の内装などはほぼ居抜きだと仰います。
では、應治淳子さんはなぜここに「山小屋」をつくろうと思われたのでしょうか?
應治淳子さん
今で4年目になります。2016年の3月にオープンしました。
どういった経緯でお店をオープンされることになったんでしょうか?
ここを借りるようになったのは、私が隣のナナクモさんのお客さんで、ちょこちょこ遊びに来ていたんです。
当時私は飲食店の仕事をアルバイトで複数やっていたんですけど、イベントとかに出店していたりするのをナナクモさんが知られて、そのうちに「ここのどこかを借りてやれよ」って言われて。
少しでも思っているなら口に出して言った方がいいよって言われて。
確かに
でも、その時はここ全部入っておられたんですよ。
なので、ちょっと無理だし、お店をやるのは大変なことだというのは働いていて分かったので、と思っていたら、(ナナクモの)森さんが大家さんに言って下さっていたんですね。
そしたら(空いたタイミングで大家さんから)家に電話がかかってきて、「あんたやったら貸そうと思っている。森さんから電話番号を聞いた」って言って。
「ここが空くから飲食店をやりたいんだったらここがいいと思うよ」って言われて。
と、なったら、すぐに返事しないといけないので、「じゃあやります」って言ったという感じなんですよ。
前からお店をやりたいと思っておられた?
私の中では、下の息子が中学生になるぐらいを目処にと、ゆっくり考えてたんですよ。 ただ、お店をやるなら物件ありきですので。
やるにしても表(宇治橋通り商店街)は金銭的に借りられないだけじゃなくて、私がやりたいお店ではないなというのがあったので、喜んで。
今のお店を見た後では、ここ以外考えられない気がします。
タイミング的に良かったのが、主人が25年間レコード屋を新京極でやっていたんですが、(入っていた物件が)近々取り壊すことになって、何年後に出ないといけないということになっていました。
新京極だからやっていけているけれど、どこかに移るということが考えられませんでした。
それでお二人でここに?
私は本当はお店をやるなら一人で、自分が賄いきれる範囲でやろうと思っていて、最初は弁当屋からでもいいなと思っていました。 ところがここの中を見ると思ったよりも広くて。
家に持って帰ってきたレコードもすごかったので、それの場所も決まったしやろうと。
こちらでは、当初からやりたいと思っていたスタイルを表現できていますか?
充分なぐらいです。
どんなお店ですかと問われれば、どうお答えになりますか?
宇治の野菜を使った玄米菜食です。玄米菜食にしているのは、たかが野菜と思われがちですけど、意外にも工夫とか手の入れ方で美味しくなります。
子供が幼稚園に行っている時から付き合いのある宇治の農家さんがあって、もうそこを使おうというのは決まっていました。
名物と言われたらお茶って言われるんですけど、野菜は宇治でもあるんですよっていう感じです。
次回(明日)に続きます
ご主人 應治和博さんの淹れる自家焙煎コーヒー
屋号 | 食堂 山小屋 |
住所 | 宇治市宇治妙楽144 |
営業時間 | 11:30-18:00(LO 17:30) |
定休日 | 木曜日 |
TEL | 0774-25-6889 |
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