そうですね。僕も中学校で音楽の教師をしていましたので、和菓子のシンフォニーというのはどうかということで家内と考えて。

この地域に教え子とか、保護者の方がいらっしゃいましたので、そういった方に助けてもらってこの地域でスタートしました

もう今は音楽から離れて和菓子一途にやっていますけれど。 ただ、たまにここでも音楽会は行ってるんですよ。音楽会もここで40回以上は行ってます。

僕はクラリネット専門ですのでクラリネットを吹いたりするんですが、うちの家内がピアノを弾いて、うちの娘がマリンバを弾きます。 みんなそういう感じで音楽やっています。

何もできない（笑）でも一生懸命コーダーの練習をしてね。たまに参加してくれるんですよ。下手くそやから、一番ウケよる（笑）

以前は槙島にもこれと同じようなタイプの店があったんですけど、閉店しました。

あの時は勢い余ってね。調子が良かったんでもう一つ出せと。でも、全然ダメでした。

ん〜何ででしょうね。一応郊外型の店ということでやったんですけど。

ここ（木幡）はある意味僕の地元でもあるので、知り合いが沢山いて、発展していきましたけれども、向こうは知らない方ばっかりでしたからね。

3年間。

槙島は木幡の店をオープンしてから3年目で出しました。

乗ってましたね、35歳でまだ若かったしね。これはイケると思って。

朝も昼も夜中も仕事してという感じで、勢い余って出したんですよ。でも、しょぼん、という感じで（笑）

ありますね。ここは和菓子には向かないという場所がありますね

今考えてるのは、これから店を沢山出したいというような希望はなくて、今の店を発展させていくと言うかね。

地域のお客さんに喜んで貰えるようなお菓子作りをしていきたいと思ってるんですけど。

もう僕らは歳だし、考え方が若い人たちと違うし、食べるものもだいぶ変わってきてるので、これからは香月（義理の息子さん）にバトンタッチして行くつもりです。

来年辺りに社長交代を考えてるんですけど

ありますね。今までずっとやってきてるのでね。 もっと僕が進めたいという気持ちはまだまだあるんですけれど、とりあえず交代しようかなと。

出てきますね。もう既にちょこちょこ出てきてるんですよ。

香月がああしたい、こうしたい、ということを言ってきてるんですけど、僕はもう全てそれを受け入れてます。

香月のしたいようにすればいいと。失敗することも分かってるんですけど、やってみということで。失敗も全部勉強ですからね。お金の続く限りどんどん失敗すればいいと思ってます。

そうすればそこから、学んだものが出て来ますからね。素晴らしい店作りをしてくれると思います。