2019/08/6


カテゴリー : アート文化
タグ :

「繁の」梅澤育代さん最終回です。今回は梅澤さんにファッションブランド「ikunoTe」のデザイナーとしての仕事をお聞きします。梅澤さんの取り組み方や出来上がった作品を見るにつけ、その働き方は本業の他に副業を持つスタイルではなく、複数の本業を持つスタイルでした。

梅澤育代さん

行われたイベントの様子

梅澤さんはこちらのお店の他に、ファッションブランドの運営もされているんですよね?

運営はまだなんですけれど、こちらのお店が落ち着いてからインターネット販売などを始めて行こうと思っています

今まで口コミでご依頼いただいた分とか、展示会やイベントを年に2回ペースでやっています

そのブランドのコンセプトはどんな感じなんでしょうか

着物生地を取り入れた洋服です。ただ、全部が着物生地ではなくて洋服にワンポイントで着物生地を入れるというような感じのものです。

ご自身でデザインされてるんですか?

私がデザインとパターンを引いて、作り手が二人、ヘルプで補助の造り手一人の四人でやっています。

前からご興味があったんですか?

ファッションも好きでしたし、元々おばあちゃんが日本舞踊や着付けをしていて着物が近くにいっぱいある環境でした。

最初はシュシュとかを作っていたんですけど、それを呉服店さん見つけてくださってファッションショーに出すことになって、それをきっかけに小物を作っていきました。

その後もある企業さんからお化粧のパフのデザインをコラボしてくれないかと言われて、デザインを提案させてもらったら、それが京都の嵐山や、東京の新宿のお店に並ぶようになって、

これは気合を入れ直さないといけないなと思って、一旦勉強の時間を取って、パターンの勉強に行きました。

パターンもそうやって勉強されたわけですね

では、最後に今後のビジョンとあります?

ファッションブランドとしては、今、着物は観光客の方で着て下さる方はおられますけど、着る環境が少なくなってきています。

着物を作る職人さんも20年すると居なくなると言われていますので、日本の伝統の着物の魅力を、少しでも残していきたいという思いを京都から発信したいと思っています。

お店の方はいかがですか?

宇治に店舗も構えられて、お店も大きくなったので、地域の方のコミュニケーションの場として活性化していきたいと思っています。

 

 

繁の 梅澤育代さん

2-1 ファッションデザイナーが割烹着を着るまで

2-2 今のメニューは父のお出汁が基本ベース

2-3 着物の魅力を、少しでも残していきたい

ブランド名 ikunoTe
URL https://ikunotekyoto.wixsite.com/ikunote

 

 

 

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